2013年08月21日

鍼灸治療とマッサージとの違い

 よく患者さんに「先生、鍼灸治療とマッサージとはどう違うのですかexclamation&question」と質問されることがあります。
簡単に言えば鍼灸治療は、疾病に対する治療を目的とする施術です。
鍼灸治療の効果は、筋肉や血管の緊張を暖めて、血液、リンパの末梢循環を改善します。するとその循環改善により痛みやシビレが取れてきます。血流が良いと、細胞の代謝や免疫力も強化されて、老化しにくい身体にもなります。

また、老廃物や発痛物質(痛みの原因治となる物質)の排泄機能が高まります。末梢血流がよいときは、酸素や栄養の補給、炭酸ガスや乳酸などの疲れの物質の回収率などもよくなり疲れにくいカラダになります。
最近の科学では、ツボを刺激することによって、脳内麻酔物質の一つである、エンドルフィンが分泌されると考えられています。
この物質は、痛みの軽減、精神ストレスに効果がありイライラ解消にもなります。
β(ベータ)エンドルフィンができると、ナチュラル・キラー細胞という免疫細胞の働きも活発化し病気の予防にもなります。
image[7].jpg

また、最近の研究では、免疫力を上げることにより、癌細胞への抑制効果が増大するとの研究成果が多く、西洋医学の研究や臨床の場の大学病院等でも鍼灸治療がどんどん受け入れられてきています。
鍼灸術で身体に本来備わっている回復力、治癒力、生命力を強化することによって、身体の細胞の再生能力や血流の循環が改善され、元気になります。
これはこれらが東洋医学の鍼灸治療の特徴です。
image[4].jpg

一方、マッサージやあん摩・指圧に関しての施術の目的は鍼灸治療とは少し、異なります。
いわゆる、施術に用いるツボにはあまり違いがありません。しかし、治療の効果は全く違います。
マッサージでは、体の浅い部分の緊張をほぐし張りを緩和させる事が出来ます。また、リラクゼーション効果もあり、つらい症状緩和などで疲れてしまった体に効果的です。
しかし、痛みなどの原因が深部にある場合には、なかなか効果を出せません。
鍼では、皮下より数ミリから数センチの深さのツボに鍼を施術します。 その場所にレセプター(刺激を感じるスイッチ)があり、そのレセプターを刺激することに遠隔的な内臓や脳への刺激が期待されることも実際に証明されています。
鍼治療は、痛み、局所の炎症、腫れ、血流障害、内臓の弱り、筋肉の凝り、シビレ、自律神経に効果、免疫力に効果的です。また、生命力の強化で多くの症状や病気を治す効果が鍼灸治療にはあります。
鍼灸治療は疾病の治療が目的で、マッサージは心身の疲れやリラクゼーションを求めるためのものといえるでしょう。
中野区新中野の國安鍼灸整骨院、デイサービス・ぴーなっつのホームページへ





posted by のりじ at 08:35| Comment(2) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それで、鍼灸治療をすると痛みや疲れがよく取れるのですね!
マッサージにも行きますが、その日だけは楽ですが、またすぐに戻ってしまいます。
これからは定期的に鍼灸治療を受けて、身体と心の健全化を目指します。
Posted by ビルダー at 2013年08月21日 10:05
そうして下さい!何をするにも身体が資本ですから!
健全な心と身体は人生の幸せに繋がります。
Posted by noriji at 2013年08月21日 16:54
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