今回、鍼灸治療で劇的な効果があった症例です。
3日前に来られた初めての患者さん、年齢38歳 男性 学校教諭
数年前から時々首が痛み、時々マッサージに行っていたそうです。
なかなか良くならないので、病院を受診してMRI撮影をしてところ頚椎部位にヘルニアがあるとのことで、痛み止めとしてロキソニンを出され様子を観察するとのことでした。
来院する3日前に首から肩にかけての激痛が起こり来院されました。
来院時は、首を左側に傾けて、歩く時の衝撃が首に響き痛みを感じるのでそろそろ歩く状態で、治療をするときも体を横にするときも痛みで時間がかかる様子でした。
ご存知の通りヘルニアは、椎間板の髄核が飛び出して神経に触れ、痛みやしびれが起こる病気です。
症状を診ると今までの経験から「鍼灸治療でも数週間単位で、痛みが和らぐには時間がかる症状だと思い、頸部のヘルニアとその話を患者さんに説明しました。
以前の学会で頸部のヘルニアの鍼灸治療で有効なポイントを思い出したのでそのポイントを使って治療をしてみました。
そして治療が終わり、「3日後に治療に来てください。」と言って、患者さんはお帰りになりました。
そして、昨日、来院されたときに、「今日は首の調子は如何ですか?」とお聞きすると、なんと痛みに耐えかねて辛そうな表情がなくなり「痛みがとれて、以前のスタート状態になりました!」と笑顔で答えてくれました。
その後、2回目の鍼灸治療をして、「痛みが楽になって良かったですね!しかし、ヘルニアがなくなった訳ではありませんので、これからも定期的な鍼灸治療をしてみて下さい!」というお話をしておきました。
今回の症例は自分の35年の臨床歴の中でも驚く程の成果でした。
今回の経験で大変勉強をさせて頂いたと思います。この経験を他の方にも役立てるようにしたいと思っています。
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2019年02月06日
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