先日、お悔やみのお葉書が届きました。
古いご高齢の患者様が、お亡くなりになったというお手紙でした。
他界されたお方は年齢が、90歳になられたところでした。
小唄、三味線、絵画と趣味も広く、色んな知識も豊富な方で、”昭和の粋なお人”という感じで、もうお付き合いをさせて頂いて20年近くになると記憶しています。
もともと、中野の鍋横あたりの地主の方で地域のために貢献していた方で、10年ぐらい前までは鍋横で文房具屋さんを営んでいて、その頃、お勤めになっていたスタッフさんも未だに治療にこられている方も数人いらっしゃいます。
昨年の秋ぐらいまで、時々はり治療にこられていて、治療の度に文学や名画、経済についてよくお話をして頂き、勉強させて頂いていました。
昨年の秋を過ぎた頃、妻と「最近、昭和の粋な人様、いらっしゃらないね?」と噂をしていいて、昔文具店で働かれていた方達に「最近、鍼にお見えになりませんが、ご連絡とっていますか?」と二人ぐらいにお聞きすると、その中のお一人が「先週、お見かけしてお話をしましたよ!」ということを聞いたので、少し安心していました。
それから年が明けて、もうひとりの文具店のスタッフであった方が、「昨日、訃報のお手紙が届きました。」ということをお聞きしました。
そして、治療院のポストを確認すると、お手紙を見つけました。
その内容は昨年の年末にお亡くなりになられたということで、そのお手紙を見ながら故人との思い出が蘇りました。
はっぴ姿でお祭りを盛り上がたり、いい匂いがする香水をつけられたり、今まで教えて頂いたことを思い浮かべたりすると胸がいっぱいになった瞬間でした。
長い間、お疲れ様でした。ゆっくりとお眠りください。合掌。
朝の慌ただしい時間にブログの投稿をしておりますので、誤字脱字が多いと思います。
恐縮ですが、お気づきの方は訂正のご連絡を頂けると幸いでございますm(_ _)m
また、投稿写真・投稿内容等について、不都合や問題がありましたらご連絡ください。
直ちに削除致します。
新中野の國安鍼灸整骨院
2021年02月05日
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