2013年08月02日

脳血管障害に対する鍼灸治療

 4月からデイサービスを始めて、気が付いた事は利用者さんに中枢神経麻痺による機能障害が多いことです。
 麻痺の大きな分類として、中枢神経麻痺と末梢神経麻痺があります。この中枢神経とは脳と脊髄を指し、この中枢神経から枝分かれした神経の枝を末梢神経ということになります。

 中枢神経は人間のコンピューター役で、末梢部から送られてくる情報の処理とその答えを末梢に送る仕事をしています。末梢の神経はその先駆けで、より正確な情報を中枢部へ送ったり、中枢からの伝達を正確な答えとして身体の末端へと伝えたりしていくます。

  神経は全て、栄養や水分の補給を血管で行っています。こうした血管の詰りや破損によって、血管から神経への供給物資が断たれると、神経の障害として、運動する能力や感覚、知覚などといったものを失ってしまいます。これをいわゆる脳血管障害といいます。

 脳梗塞や脳出血で脳神経への血液の供給が断たれ、担当する神経分野に影響が出た時にはそれぞれの機能障害に名前がつきますが、運動機能(手や足を動かす)に影響が出た場合を片麻痺と呼んでいます。  

 中枢神経麻痺における運動機能障害を治療する際に、一番難関になってくるポイントは、痙性麻痺(けいせいまひ)といわれる末梢神経麻痺にはない独特な筋肉の緊張を示してくる麻痺を持っているという事です。
 この痙性麻痺とは、手や足に特に顕著に見られ、関節を曲げる筋肉に起こり、屈筋痙性麻痺とも呼ばれるものです。これは片麻痺の後遺症において一番の難関といってもよい問題で、運動機能を回復させる為に治療する側が一番除去したい問題なのです。
 例えばこの痙性麻痺の上肢での影響として、手首(手指)や肘が屈曲したまま伸ばす事ができず身体の内側へ抱え込む様になり、下肢では足首が内側へ曲がり(内反尖足)、歩行では足を外側へ回しながら歩く(ぶんまわし歩行)を行うようになってきます。
 こうした痙性麻痺という中枢神経麻痺の片麻痺にみられる麻痺の性質は、末梢神経麻痺には見られず、末梢性顔面神経麻痺の回復時における神経混線(病的共同運動)という特殊な後遺症を除けば、中枢神経麻痺における痙性麻痺は、回復時における後遺症の解決に最重要な課題になってきます。
  そして運動機能の改善の見込みはこの痙性麻痺がどの程度なのかを見る事において、今後の予後が決定されてくるといってもよいものです。
上記したことが脳血管傷害の概略です。

 以前、医師と理学療法士と鍼灸師である私とで“麻痺に対する鍼灸治療の評価“ということで、論文にしたことがありますが、その内容とは鍼灸治療で筋肉の緊張緩和、そしてそのことにより関節の硬縮の軽減、そして末梢血液循環の改善、そして脳への刺激伝達で脳細胞の活性化が著しく起こります。
 そのことにより、リハビリの理学療法と鍼灸治療の併用することによりADL(日常生活動作)の向上が期待できます。
 また、鍼灸治療により、血管運動の行進、動脈硬化の予防、自律神経の調整により、血圧のコントロール、血中成分の恒常化などの期待ができ、中枢神経麻痺の治療と予防に役立ちます。
 皆様も脳血管疾患の治療と予防に鍼灸治療を試みてはいかがですかexclamation&question

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posted by のりじ at 08:28| Comment(4) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月05日

こんな時は控えめに!

 ここ数日、何となく腰に違和感がありました。
昨日の朝、床に落ちているものを拾おうとして屈んだ時に“グキッ雷”と腰に嫌な痛みが走りました。その後、徐々に痛みが増してきたので、仕事場に行き腰、臀部、大腿部後面のストレッチを丹念にして、コルセットを巻いて仕事を始めました。
 そしてお昼休みにブラックジャック先生に鍼灸治療をしてもらい、午後もコルセットを巻いて仕事をしました。
 すると夕方になると徐々に痛みも楽になりました。そして木曜日の仕事は早く終わる日なので、昨日は剣道の稽古に行こうか迷ったあげく、子供たちも稽古にいっているので頑張って行くことにしました。
 自分の中では「無理をしないでおこうと思い」コルセット代わりに剣道の防具の垂れ(名前のゼッケンをつけるところ)をいつもより強く巻いて稽古を始めました。
 するとアドレナリンが出てきたせいか、段々と腰の痛みが和らいできましたるんるん
そして、稽古が終わるぐらいになるとほとんど痛みも無くなったので、気分よく帰宅していつものように乾いた喉をホッピーの焼酎割で潤しました。
 そしていつもより早く布団に入り就寝しました。

 今朝、寝返りをうつと腰に痛みを感じて目が覚めました。それからまたゆっくりストレッチをしながら起きあがりました。
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 腰の症状を自分なりに判断すると左の腰の奥の筋肉(腸腰筋L4)を少し痛め、その筋肉の緊張の為、腰の神経と左下腹部を走行する神経の圧迫が起こり、腰と左下腹部への痛みと違和感が存在しているというような感じです。幸いにも酷いギックリ腰ではないので数日で治ると思いますが・・・あせあせ(飛び散る汗)
 通常ですと、こんなこんな患者さんが来られると「今日は安静にしていてください!」もし剣道でもされている人ならば「2〜3日剣道の稽古は控えて下さい」というところでしょうが、自分のこととなればそうはいきませんでした。
 今日のお昼休みには再度ブラックジャック先生に鍼灸治療をお願いしたいと思いますm(__)m
 皆さんはこのようなことはしないで下さいexclamation×2
私も週末の筋トレ、剣道の稽古は控えめにしておいた方がよいと思いましたふらふら

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posted by のりじ at 07:20| Comment(5) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

鬱病に鍼灸治療


 文明が進歩して、世の中が安定するに従って精神的異常を訴える人々が多くなってきています。社会生活が複雑になり、目まぐるしく短時間で変化するので、人々の精神的緊張が高まり、気持ちが空回りして、心が落ち込む続く毎日になってきています。

その中で精神的不満が、気うつとなって心に傷を作り、正常な社会生活を営むことができなくなったり、世の中を愁い、「生きる希望を失う人」も多くなってきたような世の中に益々なってきています。

 最近、新聞等では数年前から自殺者が年間3万人を超えているようです。これは交通事故による死亡者の4倍以上の数字だそうです。自殺者の30〜60%がうつ病に被患しているとの報告もあり、今やうつ病対策は国家的問題になっています。

 またわが国におけるうつ病の生涯有病率は14パーセント以上であるとの報告もある学会で報告されています。人は一時的にうつ状態の陥ることもあるので、うつ状態になる率はもっと高いと推定されるようです。

 現代医学での抗うつ剤の効果は、緩慢であまり著明な効果は得られないないです。しかも、抗うつ剤にはふらつきや頭がぼける、積極性がなくなる、無気力になるなどの副作用も結構多ということをよく耳にします。

 ここ近年、当院を訪れる患者さんの中にも、身体の変調が続くと心が弱くなり、鬱症状を訴えている方も沢山見受けられます。

そんな中、毎日の臨床で思うことは、 いわゆる東洋医学の鍼灸治療は、自然治癒力を高め、自律神経や免疫力を向上させる目的で治療を行うと身体と心の元気を取り戻すことができます。

痛みの部位はどこであれ、鍼灸治療を施行すると、痛みの軽減とともに精神的異常も軽減されていく傾向があります。特に精神安定効果がある穴に施術することにより精神安定効果が高まり、同時に身体の痛みも取れていきます。
鍼灸治療には鎮痛効果とともに精神安定作用があるのは今までの研究で明らかにされていることです。


 うつ病は、気分障害とともに全身症状を来たすため、精神的にも、肉体的にもエネルギーを消耗するので心身ともに疲れるのは当たり前です。

 老若男女を問わず、「肩こり」を訴える患者さんが多いということは、 うつ状態などの精神的異常は、肩こりをはじめ、頚部痛や背部痛、腰痛などの何らかの身体の痛みや無力感、全身の疲労感を伴っていることです。さらに進行して慢性疲労症候群、線維筋痛症にまで悪化することもしばしばであります。

 すべてに鍼灸治療が有効だとは言えませんが、私が今まで臨床経験では、少なくても身体の不調は改善されつつ、そのことにより心の余裕ができて、多少なりとも鬱の改善に効果的だった症例も多々ありますので、皆様も早いうちに積極的な鍼灸治療をお薦めします揺れるハート


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posted by のりじ at 07:47| Comment(7) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

多い腰痛症

 今年は例年に比べ寒い日が多いですねたらーっ(汗)この寒い時期には腰痛が多く、当院にも“ぎっくり腰”で来院される患者さんも毎日何人かいらっしゃいます。
 もともと慢性の腰痛をお持ちの方も、寒さが厳しくなると足から冷えてきて、臀部腰部の筋肉の緊張が高まり、腰の部分への血液循環が低下して、以前から弱っている細胞が悲鳴を上げて痛みが増強されます。


 昨日、来院された患者さんも、以前から何度も“ぎっくり腰”で苦しみ、何年か前は、救急車で運ばれたこともあったそうです病院

 腰痛症にはいろんな原因があり、骨の問題ですべり症、分離症、脊柱管狭窄症といって、脊髄が通る管が狭くなり、脊髄を圧迫してしまうもの、その他、椎間板ヘルニア、腰椎の関節部の炎症、靭帯(スジ)を痛めたもの、筋肉を傷めた筋・筋膜性の腰痛、内臓からの反射で痛む腰痛などと、原因を上げるとさまざまなことで痛みが起こります。
これらの腰痛は原因によってそれぞれ経過が違ってきます。

この時期、特に多いのが筋筋膜性の腰痛です。
 昨日の来院された患者さんもこの筋膜性の腰痛でした。
この筋・筋膜性も安静にしていれば1週間間〜10日ぐらいで痛みが軽減するものも多いですが、安静にして治すと時間もかかりますし、再生される筋肉の繊維も弱く再生されることが多いです。

 これらの腰痛には鍼灸治療が大変効果がありますexclamation×2
 時間をかけて苦しむより、早めに鍼灸治療をすると痛みを感じる期間も短いですし、筋肉の繊維の再生もよく、強い筋繊維で再生されます。是非、鍼灸治療をお薦めします。

 慢性で治りにくい腰痛も時間をかけて治療すれば、きっと痛みは楽になると思います。
整形外科等で「年だから仕方ない!」と言われて諦めていてはいけませんパンチ
 「継続は力なり」です。
 しかし、気をつけて頂きたいのは、内臓や癌などの反射からくる腰痛症です。
それらの腰痛症には、CT・MRI等の画像診断も必要な可能性があります。

 腰痛症は普段からの予防、身体のメンテナンスが必要です。定期的に鍼灸治療を行い、腰痛症や体調不全が起こらないように気をつけることをお薦めいたしますぴかぴか(新しい)

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2012年12月21日

最近多い、鬱傾向

 世の中の不景気や世知がない社会では、ストレスが溜まり、会社への出勤も嫌になり心と身体を壊していく人が少なくありません。
 そして病院に行くと「鬱病ですね!自律神経失調ですね」などの診断がつけられます病院

うつ病は、基本的に脳の疲れから来るものなので、急性期であれば投薬による治療が主となります。
しかし、うつ病の初期には、肉体的な症状も出ますから、その症状に合った東洋医学の鍼灸や漢方等の治療も併せて行われることもよいと思います。

うつ病が慢性化している場合には、投薬とカウンセリングを併用されることが多いですが、逆に「あなたは鬱病です」と言われ続けると、本人も「私は鬱病なんだ!」と思い続けることになり、もっと調子を壊していくことが多々見受けられることがあります。

 確かにうつ症状が酷い時には、心身が疲労して身体のあらゆるところに筋肉痛・歯痛・胃痛・頭痛・腰痛等等などの症状がその日によって体調が違います。

一体全体何処に原因があり、何処が悪いのか分からないという状態で不安な毎日を過ごすことも多いと思います。
これらの全身症状への鍼灸治療は、効果があります。

鬱病はセロトニンというホルモンが分泌されなくなるので、鍼灸治療でセロトニンの分泌を増すと同時に全身症状の緩和や脳のリラックスさせることできるので、是非、症状が軽いうちに鍼灸治療も併用してみてください。

 うつ病は、心身の疲労が原因ですから徹底的にお休み取って、心身の疲れを取り去って下さい。
テレビや新聞、雑誌、読書等は、脳が休めませんので、当分の間お休みされた方がよいかもしれませんね。運動も散歩程度がよいです。
 ただ悩んでいるよりは早く通院できる環境の鍼灸院をお探しください手(パー)

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2012年11月29日

「市民公開講座」 

 来年の1月13日(日)に今回で東京で3度目の市民公開講座を行うことになりました。
 この企画は、我が明治国際医療大学鍼灸学科のたには会(同窓会)の主催で、東洋医学の素晴らしさを啓蒙して頂くために開催される講座です。何方でも参加できますので、興味がある方は是非お越しください。
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 今回の演題は「東洋医学の養生の智慧に学ぶ‐ツボ療法で日々の生活に張りを‐」です。
明治国際医療大学鍼灸学部健康・予防鍼灸学教室 矢野 忠先生に講演をお願いしています。
簡単な内容は下記のとおりです。

 2010年の国民生活基礎調査によると、65歳以上の高齢者の健康状態は、「ここ数日、病気やケガ等で自覚症状のある人」の割合が47.1%であったのに対して、「現在、健康上の問題で、日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動等に影響のある者」の割合は20.9%と少なく、「何らかの自覚症状があっても必ずしも日常生活に支障をきたしているわけではない」といった状況にあります。すなわち、病を抱えながらも日々の生活を楽しめるような「長寿化」を実現していくことが求められています。いわば、一病息災の長寿化の視点が重要であり、現実的で実現可能です。
この一病息災の長寿化に必要な医療こそが東洋医学であり、中でも薬を使わない体に優しい鍼灸医療が最も適した医療ではないかと考えています。

鍼灸医療は、誰もが生まれながらに持っている治癒力を重視し、その力を発揮させる
豊富な智慧を持っています。その智慧は今、科学の力で明らかにされつつあります。
鍼灸医療のように、体が本来的に持っている治癒力を利用する医療をグリーンメディスン
(エコ医療のこと)といって、今、世界中で注目されています。21世紀の医療は、グリーンメディスンが中心になるものと期待されています。
本講座では、皆さま方のグッドエージングを目指す上で、何が大切なのかを東洋医学の
智慧を紹介しつつ、一病息災の張りのある日々の生活を過ごすための要点を解説いたします。
併せて一病息災の長寿に向けた家庭におけるツボ療法について、ツボの取り方、お灸の仕方などについても解説します。

主 催:明治国際医療大学鍼灸大学同窓会たには会関東支部
日 時:2013年1月13日(日)
会 場:中小企業会館 9階講堂(最大130名収容可)
〒104-0061 東京都中央区銀座2−10−18
参加を希望の方は席に限りがございますので、あらかじめ当院に連絡をして頂き、ご予約をお願いいたします。詳細は”たには会関東支部”のホームページをご覧ください。
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明治国際医療大学
「たには会」の関東支部のホームページ
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2012年11月22日

鍼灸治療で驚き

 今週は週の初めの月曜日から少し早い忘年会がありました。始まりは6時ぐらいでしたが、私は仕事の都合で二次会からの参加でした。
 二次会といっても9時ぐらいからで、またこれが延々と続き、結局夜中の2時までお付き合いさせられましたあせあせ(飛び散る汗)
 当然、この日はお酒を飲み過ぎて、睡眠時間も短く体調は最悪でした。

そして昨日からお腹を壊して、何となく微熱があるようでした。
 仕事中も身体が重く、テンションも下がり気味で、空いた時間が横になりたいという感じの1日でした。

 仕事を終えると早めに帰宅して、夕食もあっさりとしたきしめんを頂いて、早い時間から横になっているといつの間にか寝てしまったようでした。
 しかし、お腹の調子もよくなくて何度がトイレで目が覚めてしまいました。

横になっている時にそうだ下痢を止めるツボに鍼灸治療をしてみようと思い、足の裏のツボにお灸、そしてお腹のツボに鍼をしてみました。特に足の裏の(裏内庭)というツボは特効穴(昔からよく効くとされているツボ)で足の裏は皮膚が厚いので、熱感が鈍く、熱さを感じるまでお灸をすえ続けるというのが鉄則です。
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 治療を終えると、そのまま寝てしまったようです。
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 夜中3時半ぐらいに急に悪寒がして目が覚め、ガタガタと震えがきたと思うと寒くてしかたがありません。布団を掛けても全身が寒く、震えが止まらないのでハンガーにかけてあったダウンジャケットをふるえながらとり、それを着たまま横になっていました。
 するといつの間にかまた寝ていたようです。

それから今度目が覚めたのは、5時ぐらいでした。今度は悪寒に代わり、汗がでてきて暑くてたまりませんあせあせ(飛び散る汗)
 まだ起きるのも早いので、布団をかぶり横になっていると全身汗だらけ!

そしてシャツを着替えようと思い、起き上がるとお腹の調子もよくなり、微熱も引いているようで元気になっていました。

 ふと考えると「やっぱり鍼灸治療がよかったんだexclamation×2」昔からの経験的医学の東洋医学の鍼灸治療は凄いと再確認しました。
 自分自身でこんな経験してみると信憑性もあり、驚きさえ感じました。

 昨晩までは明日の勤労感謝の日祭日は、お天気も下り坂なので、ゆっくり静養しようとおもっていましたが、体調がよくなれば剣道の稽古もないので、早朝から館山に行きサーフィンをしそうな学習の力のない自分がいましたあせあせ(飛び散る汗)

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2012年11月17日

ぎっくり腰

 朝晩の冷え込みが強くなり、秋は短い期間で通り過ぎ冬が来ました。
こんな季節には“ぎっくり腰”の患者さんが増えてきます。
 ぎっくり腰というのは総称で、急性の腰痛を“ぎっくり腰”と皆さん言っています雷

中には“びっくり腰”と言って来院される方もいらっしゃいます。
確かにびっくりした時に腰を痛めたり、痛みがびっくりするぐらいの辛いことを考えると“びっくり腰”と言っても可笑しくないと納得してしまいます。

 この痛みは経験した人しかわからないと思います。
私も運動のやりすぎや疲労から何度も痛めたことがありますが、本当に辛く、冷や汗をかきながら、とても情けない思いを何度もしましたたらーっ(汗)
 この“ぎっくり腰”は「魔女の一撃」という言われるぐらいで、魔法にかかったように痛みで、動けなくなることを例えているような別名が付けられているほどです。

 この季節の寒さを感じる季節は腰痛の患者さんは増えてきます。
介護をしている方は、介護者を抱きかかえた瞬間に腰を痛めたり、朝起きて顔を洗いっていて、身体を起こした時位に痛めたり、ある人はくしゃみで痛めたりする人もいます。
腰痛と言っても、原因はそれぞれ違います。

骨を痛めたことが原因のすべり症、分離症、脊柱管狭窄症
軟部組織が原因の椎間板ヘルニア、靭帯の損傷、軟骨部の損傷
筋肉が原因の筋・筋膜性の腰痛
と原因は様々で、治っていく過程も様々です。

 ぎっくり腰の患者さんは、「この痛みが楽になるならどうにでもして下さい!」と言う方が多いので、当院では鍼灸治療を勧めます。
 すると筋肉が原因のものだと3〜7日で、魔法が解けたかのように痛みが楽になりますぴかぴか(新しい)
その原理は、筋肉が損傷するとその筋肉に負傷電流が溜まり、その筋肉が収縮を起こします。そして痛みが起こります。それと同時に血液循環が低下して対代謝が落ちることになります。
 その筋肉に“はり”を刺すことによって、溜まっている電流をアース(電気の放電)のように負傷電を除去することによって、筋肉の緊張をとり、代謝を上げることで痛みが楽になっていきます。後は本人の自然治癒力が力を貸してくれます。
 骨や軟部組織が原因のものは筋肉性のものよりは再生率が悪いので、時間はかかりますが鍼灸治療で必ず痛みは楽になります。
 
ぎっくり腰になるイメージとして、ギターの絃をペグで巻いてビンビンに絞める状態が”ぎっくり腰”の前の状態なので、その時に「ジャジャン」とギターを弾くと絃は切れてしまいます。その前にペグを緩めれば絃は切れません。
 その絃を緩める作業が鍼灸治療ですexclamation×2

勿論、痛めないほうがよいのですが、もし、“ぎっくり腰”になったら早目に鍼灸治療を受けてください。魔法が解けたように痛みが楽になります。
是非、ペグを緩めることを早めにして頂きたいと思います。
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2012年11月14日

継続は力なり

 当院に3年前から来院している、76歳のお婆ちゃまがいらっしゃいます。
その方は腰、右膝の痛みを訴えて来院されています。
 
3年前、病院某医大病院で診断を受け、腰と膝の関節はいわゆる「変形性関節症」と診断されました。当時、MRIの画像をお持ちになり、病院での治療は痛み止めと湿布、それと時々ブロック注射をされているということでした。

 現在、この患者さんは当院で、毎日の電気治療運動療法と1週間に1度の鍼灸治療をされています。
 症状はというと腰、膝とも以前ほどの痛みはなく、歩行状態も以前よりははるかによく改善されていますわーい(嬉しい顔)
 先日、某大学病院を受診した時に再度、MRIの撮影をしたところ、3年前のMRIよりは画像的にも骨や軟部組織の変性がよくなっているとのことでした。
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 そして、整形外科の医師に「何か治療をしていますか?」と聞かれ、その患者さんは「毎日、近所の接骨院に行き、電気をかけて治療をしてもらっています。そして、1週間に1度ぐらいの鍼灸治療をしてもらっています」と話したそうです。
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 するとその医師は「そうですかexclamationそれはいいことですねexclamation×2薬を服用しないで痛みが楽になることはよいことですし、MRIの画像でも骨と軟骨がよくなっています。これからも電気治療と鍼灸治療は続けてください」と言われたそうです。
 3年前のMRIの画像と今回の画像での比較は、よく見ると軟骨や骨の再生がおこなわれ、よい状態に変化していました。

 この患者さんは毎日の電気治療と鍼灸治療とで、深部の筋の緊張緩和により血液循環がよくなり、ヘルニアの圧力も低下して痛みが緩和したものだと考えられます。そしてなにより、痛みが楽になったことで歩行距離が長くなり、歩行速度も速くなった事を考えると筋力がついてきたことが伺えます。

 このように結果をだせばドクターも納得してくれますし、最近は鍼灸治療にも同意をしてくれるたり、理解してくれるドクターも増えてきました。

今回のMRIの画像の変化からも、これからはどんな患者さんにでもあきらめないで努力して頂き「継続は力なり」をモットーに治療と患者さんの生活指導をしてきたいと思いましたぴかぴか(新しい)

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2012年09月19日

ボディービルダー

 この時期ボディービルの大会が近くと、鍼灸治療を受けに来院される方がいらっしゃいます。
 鍼灸治療をすることにより、疲労をとり、新陳代謝をあげて水分の排泄を促すことができるので、最後の仕上げに鍼灸治療を受けに来られます。
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一昨年の関東大会では3位、そして昨年は準優勝と段々と順位が上がってきています。
 この1年も気合を入れて、身体作りに打ち込んできたようです。特に足の筋肉をつける為に頑張ってきたようです。
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 ご覧の通り、この筋肉!大腿直筋、内外の広筋、中間広筋とすべての筋肉が解剖図のようにくっきり見えます目

 大会の前の調整は特に大変だそうです。
試合の二日前には筋肉トレーニングをやめて、身体の水分を如何に排出して、筋肉をくっきり浮かびだすためのポージングの練習を3時間ぐらい行うそうです。この運動も無酸素運動でかなりきつい練習だそうですあせあせ(飛び散る汗)
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そのポージングでそれぞれの筋肉を意識して、この腕などは上腕二頭筋と三頭筋を同時に意識してコントロールするという練習をするそうです。すべてのポージングにいえることはそれぞれの筋肉に意識をしながら、拡張度が高い角度を覚え込み(カットいれる)練習がポージングの練習だそうです。
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 このように身体を作り上げるためには、毎日の練習は勿論のこと、食事での栄養のバランスやサプリメント、また健康食品等の経験的な摂取方法も自分なりに作り出すそうです。

 毎日の練習も含め、すべて身体の事を中心に生活ベースがなりたっているそうです。
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例えは、朝夕の食事も自分で作り、昼食等もお弁当も栄養バランスを十分に考えて、自分で作り仕事場に持参、当然、週のほとんどはジムでトレーニングをして、お酒は身体の浮腫みがでるのが怖いのでほとんど飲むこともないそうです。
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 「こんなストイックな生活を送っていて楽しいですかexclamation&question」と素朴な質問すると「目標がない生活が考えれないです!今までに1年間ボディービルの試合にでない期間がありましたが、もうあんな生活は嫌ですたらーっ(汗)」とそんな答えが返ってきました。
「あの雰囲気で、スポットライトをあてられると最高な気分になりますぴかぴか(新しい)」と言われていました。 
 今回の大会は4位だったそうですが、マスター大会、世界に通じる大会がこれからあるそうです。そのためにこれからも毎日のストイックな生活を送るということでした。

 またこんな話もしてくれました。「ボディービルダーになると審査会の抜き打ち検査があり、仕事中でもこれから30分後にドーピングの検査をしますので・・・・に来てください。」と携帯電話に連絡がくるそうです。
 最後にこの方のお話の中で「ボディービルダーになるにはお金と時間がなければ本当に大変です。だから会社の社長連中がビルダーになる人が多いんです」と意外な話を聞くことができました。
 「この芸術的な身体を持つと、壊れるのが怖いというのが本音でした!」凄い世界ですねexclamation×2

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2012年07月13日

日本の救世ツボ

 腰の第二腰椎の両傍ら三センチに“腎兪”というツボがあります。

このツボは、自律神経失調症、高血圧症、リウマチ、糖尿病、腰痛などと、色々な疾病に有効だとされています。
 臨床上よくつかわれるツボです。
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 この腎兪に鍼灸を施すと決まって患者さんが、治療直後または治療中でもトイレに行くことが多くなります。
 ある実験で、ボランティアの男子学生を募り、腎兪に鍼と灸を施術した前後に比較すると、施術後に尿量と尿中ナトリウムなどが顕著に増えていた。それと対象に腎兪の傍らのツボではないところへの鍼と灸の施術では、何の変化もでなかったという結果が出ています。
それらの実験で腎兪への鍼、灸刺激は利尿機能が高まるということが分かりました。

 この実験結果から、臨床的に“腎兪”への鍼灸治療で本態性高血圧症の患者さんに有効と言えるということが示唆されます。

実際に本態性高血圧症の患者さんを集め、1か月間、1日おきに、腎兪に鍼と灸を施術すると70%ぐらいの患者さんは尿量が増え、血圧も下がったという結果もでています。

 この腎兪は、こうした代謝系のほか、モルモン系など、全身の様々な症状に効果を発揮するツボだということが分かりました。
 中国の古典医学書には、腎兪は人体の本源的なエネルギーとかかわると書かれていますが、そのとおりだといえるでしょう。

 この腎兪は腰を押されると「そこそこexclamation効く」exclamationと思わず言ってしまうポイントで、ご夫婦同士、恋人同士でペアーを組んで指圧してみてください。
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 この腎兪は元気の源、先天のエネルギー、生殖機能を向上などのエネルギーチャージのようなツボと言えるでしょう。
 
夫婦間、カップル同士の仲が益々よくなり、少子問題の解決に役立つかもしれません揺れるハート
腎兪というツボは今後、日本の“救世穴”になるかもしれませんねわーい(嬉しい顔)

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2012年07月10日

久しぶりの腰痛

 2年ぐらい前から筋トレを再開し始めて、腰の調子も以前ほど悪くなかったのですが、昨日の朝、ただ椅子に座っている時に“ズキン”と腰に電流が走りました雷imageCAXUFJ6V.jpg
 それからというもの腰が伸びなくなり、無理やりに伸ばすと疼痛を感じてしまいますあせあせ(飛び散る汗)

姿勢からいうと、腰を曲げてお尻を突き出した姿勢で行動しないと腰が痛み、そしてその姿勢で動いていると背中の筋肉が異常に疲れてどうしようもありません。

 昨日の午前中から腰にハードのコルセットを巻いて、腰を曲げながら仕事を何とかしていますが、やはり安静が保てないと腰は勿論のこと、お腹や足の付け根あたりまで段々と痛みが増してきて厳しくなってきます。
 昨日のお昼休みにブラックジャック先生に往診をお願いして、腰の治療をしてもらいました。すると治療後は楽でしたが、こんな日に限って患者さんが多く、無理してでも動かなければいけない状態でしたので、また痛みが強くなり仕事を終えるころはかなり足を引きずっていました。
 ひらめき自分なりに今回の腰痛の原因で思い当たるところはあり、反省をしています。
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 実をいうと、今週の日曜日に講習会と用事で週末の剣道の稽古に行けそうになく、またストレスの蓄積もあり、夜中に目が覚めてしまいました。

 時計を見ると3時半!再度寝ようと思い、目をつぶりますが寝れないので「そうだ!仕事場にトレーニングをしに行こう!」と思いつき、雨の中、傘をさして自転車で暗い中、向かいました。

 仕事場に到着したのは4時。そしてストレッチしながらトレーニング開始exclamation×2いつものメニューでは40分ぐらいで終了しますが、この日は2セットのメニューをこなし、1時間20分の筋トレをしました。
 それからその日の予定を消化して、夕方から“悪友”から連絡が入り、いつもの焼き鳥屋に集合して、2次会にも参加してしまいました。

 そして帰宅して、フローリングの冷たく硬い上で熟睡してしまい、今回の腰痛が起こってしまいました。
 起こるべきして起こったという感じですもうやだ〜(悲しい顔)

今日のお昼休みもブラックジャック先生に往診を頼み、鍼治療をしてもらいたいと思っています。
 自分の年齢と相談して行動を起こさなければいけないと痛感してしまった、今日この頃ですあせあせ(飛び散る汗)

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posted by のりじ at 08:56| Comment(2) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

食中毒のツボ

 ツボはふつう径脈上にあるので「経穴」とも呼んでいます。このツボを触ると小さな穴だったり、入口が狭く奥が広かったり深かったりした感覚があり、まさに壺そのもののように感じます。
 押さえられるほうは痛かったり、しびれたり、心地よかったり、場所によって微妙に感覚が違います。
 中国の最古の医学書「十四径発揮」には、三六五の経穴が記載されていて、すべてに名前が付いています。
 ツボは病気や体調不良時に身体の異常が起こると顕著には南欧が現れ、鍼灸師はそのツボを見つけて治療を行います。
 
この時期の食中毒の多い季節にとっても役に立つツボを紹介いたします。

 そのツボは、足の裏にある裏内庭という「特効穴」です。

 裏内庭を探すには、まず足の裏の次指のもっとも膨らんでいるところに墨をつける。そして指を折り曲げ、墨が足の裏に写ったところがその裏内庭です。imageCAUXMOHP.jpg
 食あたりや食中毒で下痢が止まらなくなくなったら、ここにお灸をすえて下さいexclamation×2

30壮〜50壮お灸をすえても効果がなければ、60壮70壮と増やしてみてください。だんだん熱さを感じて、それと同時にお腹の激痛がすーと消えて、下腹部がほのかに温まり、いい気分になり空腹感が戻ってくるはずです。

 皆さんも、もしこのような症状でお困りでしたら、裏内庭にお灸をして見てください手(パー)

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2012年06月29日

未病治

 知り合いの鍼灸院の待合室には筆書きで“未病治(みびょうち)”と書かれている額縁に入れた書があります。
 謎のような言葉ですがexclamation&questionこの鍼灸院の院長の鍼灸術の理想が凝縮されているような気がいました。

 未病治や未病の概念が医療界で言われるようになったのは平成9年度版『厚生白書』依頼の事です。この白書には中国古来の医学書『難行(なんぎょう)』の「優れた医師は未病を治し、普通の医師はい既に発症した病気を治す」という文言を踏まえ「病気を予兆によって知り予防する」のが未病の考えだと書かれています。

 医療財政の破綻を回避するため、国民に自らの健康を維持する精神を持たせようと頭をひねったら、東洋医学の知恵が思い浮かんだのでしょう。

しかし、古代中国の医師が目指した未病治は、厚生労働省がイメージしたような健康維持、病気予防といった一般的な予防医学ではなかったようです。
ある個人のどの部位に将来どんな病気が現れ、どうなるかを具体的に診断、察知し、発病させないための治療をするという医学の理想を述べたものでした。

私も鍼灸治療の臨床をはじめて三十年に満たないですが、日々の臨床で、患者さんの体型、生活習慣、問診、触診等により、時々将来起こりうる病気が分かることがあります。

例えば細身で神経質そうな患者さんでは鬱病や呼吸器系の疾患に罹りやすい。または虚弱で手足の冷えが著しい女性は婦人科系の疾患とか、体格がよく浮腫みが著しい方とかは心臓疾患になりやすいとか予想ができる事もあるので患者さんに注意を呼びかけています。

先日もある患者さんに「脳梗塞に注意してください」と言ってその患者さんはそれから治療に来られませんでした。そしてそれから3ヶ月後の先週に腕は緊張で拳上し、足を引きづりながら「やっぱり先生の言うとおりになりました」と脳梗塞の症状で来院されました。
幸いにも脳梗塞の症状は軽く、今後、リハビリと予防の治療お願いしますと言われたいました。
脳梗塞の予防も古来、東洋医学では “中風7穴”という治療と予防のツボがあります。
その穴を治療しておけば未然に防げたかもしれないと思うと「あの時、自信を持って、もっと強く患者にお話ししておけばと後悔が残りましたもうやだ〜(悲しい顔)

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2012年06月07日

うつ病に対する鍼灸治療の一例

 当院に来院されている患者さんで、鬱病を患っている患者さんがいます。
この患者さんへの鍼灸治療で症状が比較的よく改善されたのでご紹介したいと思います。

患者さんは、35歳の既婚女性で仕事は事務仕事をしています。現在、夫との二人暮らしで子供はいません。
5年ぐらい前から夫婦間のトラブルと仕事場でのストレスで体調を崩して、3年ぐらい前から心療内科を受診しました病院

 病名は『鬱病』と診断され、月に2度のカウンセリングと内服の薬を処方されました。
その治療を2年数か月続けましたが体調の変化はなく、効果としては以前よりは1時間ぐらい眠れるぐらいということでした。

 症状としては、食欲不振、不眠、肩こり、身体の冷え、情緒不安定、無気力、などの症状があり、リストカットも数回ということでした。また、就業も体調不労のため、休みがちでした。そんな生活を送っていました。
imageCAJT08BC.jpg

 今までの治療ではなかなか良くならなく、不安がつのり、再度リストカットをしてしまったときに親友に相談したそうです。するとその友人が「東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはexclamation&question」と勧められたのがきっかけで、知り合いの紹介で来院されました。

 現在、治療は始めて半年になりますが、少ずつ症状は改善されてきています。
治療としては各症状に対する治療と自律神経を安定させる治療で、特に脳をリラックスさせてセロトニンの分泌を促進させるツボにお灸をしています。

 徐々に症状が変化していくので、治療の度によく患者さんの話に耳を傾けて、傾聴しながらツボの取穴を丁寧に行いました。

 現在、週に1度の鍼灸治療を継続していますが、すべての症状の7割ぐらいが改善されましたので、仕事も休まなくてよくなり何とか出社できているようになりました。

 この患者さんとの会話の中では、以前のストレスの原因は除去されていませんが、睡眠、食欲がでてきて、体力がついてきたお蔭で心も強くなってきたようです。

 このように鍼灸治療は”気”の流れを整え、本人が持つ自然治癒力を引き出すことができるエコロジーな治療ということができるでしょう。また、精神面の治療にも期待できる医療だと考えられます。

 以前、同じような患者さんで苦い経験をしたことがあるので、話を傾聴するときは、聞くことに徹する。下手な勇気づけをしないよう注意してカウンセリングをするように心がけました。

 これからもこの患者さんの症状が、より一層改善されるようによい治療を心がけたいと思っていますexclamation&question

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2012年05月29日

海で鍼治療

 この日曜日は、サーフィンをしに館山に行きました晴れ
朝、六時前に子供たちに声をかけました。

昨日の運動会で疲れているにもかかわらず、「海行くよexclamation」というと起きてきて用意をしていました。
 この日は千倉海岸でサーフィンの大会があったので、朝から多くの人が来ていて車を止める駐車場もないぐらいでした。
 千倉でミック&大ちゃんコンビと合流して、大会会場を避けて平砂浦の巴に向かいました。
 巴に到着するとすでに多くのサーファーが波乗りを楽しんでいました。
IMG_7718.jpg


 子供達に海に入るのはだめで、海岸で遊ぶという約束をして1時間ばかりサーフィンを楽しみました。
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  子供たちもサーフィンを楽しみにきた家族と仲良くなり、子供たち同士で楽しそうに浜辺で遊んでいました。
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ワンラウンドを終えて海から上がると現在、東京の中野の治療院に腰痛で来院している山ちゃんがいました。

 動きと冷えでサーフィン後はこしがいたくなるということだったので、海を見ながらの鍼治療を海岸で行いました。
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 山ちゃんの腰痛はおそらく、骨に付着している筋腱からくる痛みか、腰椎の小さな骨の関節からくる痛みにようです。少し時間はかかると思いますがよくなる腰痛の一つだと思います。
IMG_7724.jpg

 山ちゃん!サーフィンと○×○のやりすぎに注意してくださいexclamation×2
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 浜辺で鍼治療をしていると知り合いのサーファーが集まってきて、「鍼痛くないの?初めて見た!俺も肩が痛いんだよね!」という話を聞いたので、その場で鍼を何本か打つと「あれ〜肩がよく動く!痛みが軽い!」と感動していましたわーい(嬉しい顔)

 サーフィンは、ほとんど9割はパドリング(腕で漕ぐ)なので肩、頸の使い過ぎで疲労がたまります。また長い時間海に入っていると身体が冷えてきます。
 こんな状態でサーフィンを続けているといずれかは肩や腰を痛めてしまいます。
是非、皆さんも鍼灸治療で身体のメンテナンスをお薦めしますexclamation×2

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posted by のりじ at 08:40| Comment(0) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

花粉症

 厳しいい寒い季節から徐々に暖かくなると、気持ちも弾んできます。そんな中、今年も花粉症の方には厳しい春です。 
 杉花粉症で悩んでいる方は毎年増えて居るようですたらーっ(汗)
杉花粉が飛散する様子をまのあたりに見ますと凄いものを感じますが、山間部の人より都市部の人々に杉花粉症が多いことに不思議な感じがしますが他の要因もからんでいるのでしょう。
 東洋医学はアレルギー元をカットするよりアレルギーに負けない体質改善を第一に考えています。
特に鼻、気管など呼吸器の弱い人は、皮膚の働きを強くすることが根本治療につながります。
最も効果的なのは乾布摩擦とツボ療法を欠かさないことです。
まず、乾布摩擦ですが、毎朝3分間、乾いたタオルで全身が赤くなるまで擦って下さい。
これは五十肩の予防にもなりますので一石二鳥となります。
 次にツボ療法としては、顔面部にあるツボを押してください。

左右の眉毛の中間にある「印堂」。両小鼻のすぐ外の小じわの中にある「迎香」を使います。
imageCAF8LFFZ.jpg


image[5].jpg

このツボに温灸すれば苦しい鼻塞や鼻水には非常に効果がありますぴかぴか(新しい)
でも基本は体質の改善ですから「関元」「腎兪」に根気よく温灸などの継続治療も必要です。
imageCAE7HO7V.jpg
imageCASG9KQ4.jpg花粉症への鍼灸治療は非常に効果が大きいと思います。特に発症して期間が短いほど良く効果がよいです。
花粉症で悩んでおられる方は、是非、鍼灸治療を試みて下さい。乾布摩擦やツボ療法と合わせて続けると症状の改善が期待できます。

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2012年02月02日

過敏性腸症候群


 最近、当院にも多くみられる症状で、先進国でのストレス社会が象徴される疾患の一つとされているのが、この過敏性腸症候群です。
 この疾患の研究論文が、わが母校である明治国際医療大学 健康・予防鍼灸学教室 教授であられる矢野忠先生の論文を発見しました。

鍼灸で過敏性腸症候群

便秘や下痢のことを便通異常といいます。愁訴としては、下痢よりも便秘の方が多いようです。便秘の有訴者率(平成10 年)でみると、女性は46.7/1000 人、男性は18.6/1000 人で、女性は男性の倍以上の発症です。また、女性の便秘傾向は、中学生は3割,高校生は4割、成人女性は5割以上と言われています。女性にとって、便秘は肩こりと同様に厄介な症状のひとつです。

便秘には、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘があります。多くは弛緩性便秘ですが、近年、痙攣性便秘や直腸性便秘が増加しているようです。痙攣性便秘は、大腸の分節運動の亢進によるとされており、過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome)でよく見られます。また、過敏性腸症候群(IBS)では便秘と下痢が交互にくる交代性便通異常も多く見られます。ここでは話題となっているIBS について紹介しす。

最近、IBS は、先進国で多く見られることからストレス病の1つとして理解されています。最近の調査では、我国では成人の有病率は12.5%、約1200 万人との報告があります。IBS は、下痢・便秘・下痢便秘の交代などの便通異常および腹痛などの症状が持続し、しかもこれらの症状を説明するに足る器質的病変がみられない大腸の機能的異常の状態を指します。

@不安定型(腹痛および腹部の違和感、下痢と便秘が複数日間隔で交互 )
A下痢型(少しでもストレスや不安を感じると下痢 )
B便秘型
C分泌型(腹痛の強い後、多量の粘液が排泄される)
Dガス型(過剰なストレスによっておなかにガスがたまる症状)のタイプがあり
ます。男性には下痢型が多く、女性には便秘型が多いようです。
こうした症状のほかに自律神経症状(頭痛、頭重感、眩暈、動悸、頻尿、易疲
労、四肢の冷感など)や精神症状(抑うつ感、不安感、不眠、焦燥感、意識低下を随伴します。
現在のところ薬物療法が中心ですが、有効な治療法は確立されていません。このことから鍼灸治療を希望する患者も少なくはありません。

研究の結果、鍼灸治療で症状は軽減し、無治療期間で悪化するパターンを呈し、鍼灸治療が症状コントロールに有効であることがわかります。これらの症例では症状の改善とともに薬物量も減量、もしくは中止となりうる結果になりました。

皆さんも、このような症状でお悩みの際は、是非、鍼灸治療を受けてみてください。

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明治国際医療大学
posted by のりじ at 08:47| Comment(1) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

市民公開講座

 先日、ブログでも紹介させて頂いた明治国際医療大学鍼灸学科と同大学同窓会との共同事業として市民公開講座が昨日、銀座の中小企業会館で行われました。

 この公開講座は今回で3回目を迎え、昨日は朝早から大学関係者の先生方やたには会(明治国際医療大学の同窓会)の役員の先生方が会場に集まられ、公開講座の打ち合わせや準備をしました。

 昨日の講演は明治国際医療大学鍼灸学科の学部長であられます、矢野忠教授に「お腹の調子は健康のみなもと―はり・きゅうで胃腸も元気―」と題しましての講演をお願いしました。
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 講演内容
 「元気のみなもとは、お腹から」「健康のみなもとは、お腹から」などと言われています。“元気”という言葉は、普通よく使われる用語ですが、本来的には、東洋医学で用いられる学術用語です。元気の源は、東洋医学でいう「気」と「血」です。「元気がいいね」は気や血が充たされ、円滑にめぐっている状態であり、「元気がないね」は気や血が不足して、巡りが悪い状態です。

“流水は腐らず”の譬えのごとく、帰結が充実し、スムーズに体内を巡っている状態が、心身を健やかにしてくれます。「気」には、親からもらいうけた「先天の元気」と飲食物から摂る「後天の元気」とがあります。「血」は飲食物から造られます。すなわち、飲食物は気血の材料であり、その材料から効率よく気血を試算するのが“お腹”です。
従って、お腹の調子により、元気、健康が左右されることになります。

健康のバロメーターとして「快眠」「快食」「快便」が揚げられますが、健康とお腹の調子とは深い関係にあります。
本講座では、お腹の調子の善し悪しを現す「便通」を取り上げます。便通の異常には@便秘、A下痢、B交代性便通異常があります。糞便の水分量によって便秘と下痢を分けます。最近増えている便通異常が、Bの交代性便通異常です。病名は過敏性大腸症候群といいます。

日頃から便秘に悩んでいる方、家庭でのツボによるセルフケアで、お腹の調子を整えてみませんか。きっとお腹から元気が湧くことを実感できることと思います。

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その後は同じく明治国際医療大学鍼灸学部 准教授の江川先生のツボのとり方の説明があり、今回参加された方々へ、たには会スタッツフがツボのとり方をお教えする時間をとり、会場の皆さんも楽しそうにツボを取られていました。
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 最後に健康相談の時間があり、希望された方はベテランの先生と面談を行う時間をとりました。
 今回の参加者は、総勢で70人弱でしたが、充実した市民公開講座となりました。
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 お昼近くで閉会となり、その後は銀座居酒屋で忘年会となり、この日の労をねぎらいながら今未来への展望などを話し合う時間となりました。

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明治国際医療大学
posted by のりじ at 09:55| Comment(3) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月05日

風邪にも鍼灸治療を!

 先週から頃から喉の調子が悪く咳と痰が絡み、声が擦れています。

多分、先日行われた剣道の昇段審査の時に声を出し過ぎ、その時に風邪を引いてしまったようです。
 特にこれといって薬を飲んでいるわけではありませんが、なかなか症状がおさまりません。
 
ひらめきよく考えてみると年末でお酒の席も多く、睡眠時間も少ないかもしれません。

 先週末の土曜日も忘年会があり、帰宅したのは午前様でしたふらふら

昨日の日曜日も剣道の稽古があり、気持ち的には休みたいと思いましたが子供の手前休むことができず、朝から重い身体を起こして稽古に行きましたパンチ酒くせ〜 

 昨日の稽古も子供達と一緒に稽古をはじめたので、3時間近く道場にいて稽古で汗を流しました。
 その汗の中には、身体の毒素が混じり、どんどんその毒素が体外に出ていく感じがしました。
 
そして稽古を終えるとすっきりとした気分になったので、帰宅前に子供達とランチをして帰りました。
 その後、自宅でゆっくりしていると急に身体が熱っぽくだるくなってきましたあせあせ(飛び散る汗)

 やはり風邪がぶり返してきたんだふらふらと思い鍼灸治療をお願いすることにしました。

皆さんは風邪に鍼灸治療exclamation&questionと思うでしょうが東洋医学では、風邪の治療、予防の治療は得意とする分野で、鍼灸治療をすることで、免疫力を上げ、抵抗力を高める治療をすれば、発熱、喉の痛み、痰、咳などの症状が緩和します。

 私も昨晩、ブラックジャック鍼灸師にお願いして、鍼灸治療をしてもらいました。

すると多くの症状が改善され、今朝は気持ちが良い朝を迎えることができました。

 皆さんも風邪の治療や引く前の予防に、エコロジーな鍼灸治療をしてみてはいかがですかexclamation&question

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posted by のりじ at 08:49| Comment(2) | 鍼灸治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする