このレポートは現在の大学生の気質をメディカルエッセイとした書いたものでした。
内容はというと「ゆとり教育」を受けた世代の心理状態を分析したものでした。
専門分野で難しいい文書等が書かれていましたが、なかなか興味が湧く内容でした。
昨今、大学生の生態を表現した3セットの言葉が大学生の間で流行の兆しを見せているというところが気になりました。
その3セットというのは「リア充」「キョロ充」「ぼっち」という表現のしかたでした。
「リア充」とはリアルが充実していることの略語で、友人や恋人に恵まれ、素の自分を出して充実した大学生活を送っている学生をさしているそうです。
「キョロ充」とはキョロキョロしながらも充実していることの略語で、一見すると大学生活が充実しているように見えるものの、実際には孤独を恐れる気持ちが強く、常に周囲と歩調を合わせる学生を意味しているそうです。
「ぼっち」とは一人ぼっちの略語で、真の交流を欲しているが、仲間を得られずに孤独な状態にある学生を意味しているらしい。
それらのタイプの特性、気質などを心理学的に解説していました。
そのエッセイの最後の文章は、「現代っ子の精神年齢を実年齢からマイナス3〜4歳とする考え方は今や常識となっている。ゆとり世代の人達も大学入学時には幼い印象があるが、学生生活を通して大きく成長すると感じられる。その意味では、彼らを晩熟で発展途上の人ととらえて、過去の世代と比較して一喜一憂せずに、気長に育てる視点を持つことが肝要だと考えられる。」と書かれていいました。
この文章を読んで、ゆとり世代の人達へのこれからのコンタクトの仕方について私自身大変参考になったエッセイでした

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